実力を測るだけじゃない、“調整力”を育てる武器

◆ 模試は早めに導入して正解だった

40代からの受験ということもあり、「時間内に解けるか」「本番の集中力が続くか」は大きな不安材料でした。そんなときに出会ったのが、LECの模試パック6回コースです。

私は夏前からこの模試を始め、時間配分、解答順、マークミスなど、本番でのミスを減らす“戦略”のトレーニングとして活用しました。


◆ 点数より「弱点と感覚の補正」に使う

模試を解いた直後は点数に一喜一憂していましたが、途中からは「何が解けなかったか」「なぜ時間が足りなかったか」という自己分析の材料として見るようにしました。

特に役に立ったのは次のような点です:

  • 毎回の「時間切れの原因」を分析して、解く順番を調整
  • 行政法・民法の取りこぼしが続いたので、スキルマスターで補強
  • 記述式の“型”を模試で試して、本番でもぶれずに対応できた

◆ 本番前1〜2ヶ月の“実戦感覚”に最適

行政書士試験はマークシート式でありながら、時間的・心理的な圧迫感が強い試験です。LEC模試では、問題の質と量のバランス、そして実際に出そうな論点が多く、毎回が実戦そのものという印象でした。

結果として、本試験では「いつもより緊張しなかった」くらいの心構えで臨めたのは、間違いなくこの模試6回分の経験のおかげだと感じています。


◆ 40代の受験生こそ模試は“戦術訓練”として活用を

体力や集中力に自信がない世代だからこそ、模試を単なる実力試しではなく戦術のチューニングに使うべきだと思います。本番前の不安を減らすという意味でも、LECの模試パックは非常に頼もしい味方でした。